2011/11/30

winmail.datの開き方

普段、Macで制作活動を行っています。
しかし、クライアント様の多くはWindows。
MacとWindowsの垣根が低くなってきたのは確かですが、今でもいろいろトラブルが起こります。

先日、クライアント様からのメールで、winmail.datの添付ファイルがありました。
このwinmail.datはMicrosoft Outlookの仕様だそうで、以下の事が起こります。
  1. Outlook Express で受信すると添付ファイルがなくなる。(一覧にクリップマークすら表示されない)
  2. 添付ファイルをつけていないのに、WINMAIL.DAT というファイルがつく。
  3. 添付ファイルが WINMAIL.DAT というファイルに置き換わってしまい開けない。
これらはOutlookが、Transport Neutral Encapsulation Format (以下、TNEF)というフォーマットによりメールを送信することで発生するらしいです。
TNEF は以下のような場合に使用されます。
  • Outlook のリッチテキスト形式でメールを作成した場合
  • あて先や Cc などに指定した受信者のアドレスのプロパティで [インターネット メール形式] が [Outlook リッチ テキスト形式で送信] になっている場合
  • メールに特殊なプロパティが設定されていた場合
なぜか、Outlookでは、デフォルトがリッチテキストになっていて、それがTNEFフォーマットになるということ。もちろん、画像の添付ファイルもwinmail.datに入ります。

解決方法としては、
  • 送信相手に、上記の設定を解除してもらう
  • Gmailか、Yahoo!メールに転送する
上の方法は、クライアント様の設定をこちらの都合で変更して頂くのはムリですから、下の方法で対処する事になるのです。

で、今までは、添付ファイルが添付されているときに、winmail.datとして送られてきていたので、Gmailに転送して取り出していましたが、今回は、Gmailに転送してもwinmail.datのまま。

そこで、Macでwinmail.datを開くことが出来るアプリがあり、それを利用してみました。
TNEF's Enoughというアプリでこちらからダウンロード出来ます。

開いてみた結果、メールの本文がそのままwinmail.datにも入っていました。
要するに、文字だけのメールでもTNEFフォーマットで送られる際には、そのテキストがwinmail.datという形で添付されて届くということの様です。

おかげで半日時間を費やしてしまいました。

2011/11/25

SEO対策

クライアント様のSEO対策を行うとき、様々な手法がありますが、私は、あまりトリッキーな仕掛けをするのは、好きではありません。
被リンクが大切であるという時代も、そろそろ終焉を迎えようとしている気がします。
数多くあるSEO専門業者でも、いまだに被リンクが大切だとアピールするところもありますね。

今日、何気なく、当社のホームページの検索順位を調べてみました。「ホームページ制作会社」というビックキーワードで25位と、非常に高位置につけていました。

私も、被リンクにこだわった事もありました。HTMLやCSSでトリッキーな仕掛けを試してみたことありました。しかし、これらの効果は一時的で、長期的な効果は見込めないです。

他にも当社のクライアント様では、比較的高位置につけています。トリッキーな仕掛けをせず、なるべく自然に、しかも見やすいホームページが功を奏しているのかもしれませんね。

日々変化するSEO対策ですが、各種SNSも含めて、今後のホームページ作りは、もっと複雑になってくるような気がします。

SEO対策は、検索ロボットの方を意識してしまう傾向がありますが、「人に優しいホームページ」づくりを意識しなければいけないと思います。

2011/11/24

辻 - しんにょうの点の数は?

クライアント様からの修正指示で、
「辻」のしんにょうの点の数が2つのものを使って欲しい
との要望がありました。
私が使っているMacBookProのSnowLeopard上でのSafariでは、点が2つで表示されています。
で、検証用のWindowsXPのIE6では、点が1つでした。
これはいったいどうゆう事か、早速調べてみると、なんでも当用漢字を決めたお方のせいということらしいです。詳しくはここ

で、前からヒラギノ書体に「N」の付いている書体と、付いていない書体があったのですが、これは、N付き書体は新書体で、現在の標準である点2つの「辻」が表示され、Nが付かない書体は、点1つの「辻」が表示されるというものでした。詳しくはここ

JIS X 0213というのが現在の規格ですが、この規格は2000年に制定され、2004年に改訂されている。その改訂時にいくつかの文字が変更されていると言うことです。詳しくはここ

WindowsXPがまだまだ利用されている事を考えると、この様なケースはまだまだ発生しうる可能性があると言うことでしょうか。

2011/11/22

dtをfloatした時にIEで右にずれる場合


dtをfloatした時にIEでddの1つ目の項目が右にずれてしまいました。
IEのバグだそうです(>_<)
いろいろ解決方法があるようですが、IEハックは好きではないし、あまり複雑な事もしたくないので、なるべく簡単に対処出来る方法で対応してみました。
dt {
    float: left;
    margin-right: -85px;
    display: block;
}
dd {
    margin-left: 85px;
    padding-left: 0;
}
要するに、ddで右へずらした分と同じ分だけ、dtの右マージンにマイナス値を入れる事でうまく行きました。
dtの左にマージンを入れたい場合は、その分も含めてマイナス値を入れるとうまく行きます。
dt {
    float: left;
    margin-right: -180px;
    margin-left: 30px;
    display: block;
}
dd {
    margin-left: 150px;
    padding-left: 0;
}