2012/07/01

Word:mac2011でアウトライン表示・下書き表示の改行設定

ホームページ制作等で原稿を作成するときに、アウトラインプロセッサを使うと効率良く文章が作れることがあります。
アウトラインプロセッサとは、大まかな文章構成を決め、見出しを先に作っておいて、その見出し毎にブロック単位で記述を追加していけるもので、全体の構成がツリー表示され、全体の中での編集位置を把握しながら文章を追加していけるものです。
ブロック単位で階層構造を上下に移動させたり、位置を入れ替えたりすることが出来ますので、ホームページのページ構成を検討する際に便利です。

このアウトラインプロセッサ専用ソフトも数多く存在しますが、ホームページ制作時に原稿としてWord文書が支給される事が多いため、Wordのアウトラインプロセッサ機能を使っています。
ただ、使用の際、デフォルトでは改行位置が決まっていて、ウィンドウ幅まで文字を表示させたい場合、設定を変えなくてはいけません。
Windows用Wordの設定変更方法は、Webのあちこちに掲載されているのですが、mac版での情報が少ないため、まとめておきます。
メニューバーの【word】から【環境設定】を選択します。
環境設定ウィンドウが表示されますので、その中の【表示】をクリックします。

その中の【ウィンドウ】項目内にある、【ウィンドウ幅に合わせる】にチェックを入れて【OK】をクリックします。
改行がウィンドウ幅でされるようになります。
この「ウィンドウ幅に合わせる」オプションは、下書き表示とアウトライン表示の時のみ有効でそれ以外の表示モードでは、用紙設定に依存します。
ホームページの原稿を作成する場合に、wordのアウトラインモードを利用してみて下さい。